『伊勢にシーグラスが山ほど取れる海岸がある』
『少し歩くだけでビニール袋パンパンに集まる』
そんなネットのうわさだけを頼りに伊勢に行ってまいりました。
※シーグラスについてはこちら6/10のブログをご覧ください http://www.keinet.co.jp/taki04/
車で2時間弱、鳥羽水族館も通り過ぎコンビニも一切ないなかなかの辺境。
右を見れば山々、左を見れば漁港と錆びた軽トラ。そんな感じのところでした。
ここまで来てシーグラス一個もなかったら取り返しがつかないぞという気持ちをそっと胸にしまい、
いざ海岸へ。
不安になるくらい急な坂道を通って海岸へ
肝心のシーグラスは…
今まで行った海岸と比べるとなかなか砂浜の砂利感が強いです。
砂利が多いということはシーグラスも多いということなので期待大です。
しゃがみこんで見てみるとたしかに見つかる。
小さいですが少し探すだけで簡単に見つかります。
今までは1時間うろうろして6個とかそんなのだったのでなかなかの甘設定。
ただ正直、『伊勢まできてこれくらいか、ネットの記事はさすがに誇張しすぎでは』と薄々感じつつ、そんな無粋なことはさっさと忘れようと黙々と砂利浜を探していると、
『オメーラ、ココで何しとんのけぇ?』
背後から突然のめちゃくちゃでかい声。
驚き振り返るとそこには地元民らしき老婆。
顔は完全にヨーダ。
『こ、こんにちは。えっとこのガラスみたいなのを探してます。』と答えると、
『おぉ!これのことけ?』
とその場にしゃがみこみ一瞬でシーグラスを拾い上げ見せてくれた。
驚くべきことにそのシーグラスがめちゃくちゃでかい。
今まで自分が何時間もかけても見つからなかったようなどでかい立派なシーグラスをものの2秒でいとも簡単に。この老婆、只者ではない、、
『これならここよりも、あっちのほうの浜のがようけあるけ。そっちいってみい』
まさかの耳寄り情報。このお方が、シーグラスマスターがそう言うなら間違いない。
そのたくさんシーグラスがあるという海岸へ迷わず移動します。
果たしてマスターの助言は正しいのか、、、
マスターは『あっち』と言っていましたが見たところあっちに道はありません。
とりあえず海岸から出てウロウロするもそれらしきもの見当たらず。
ここで便利なgooglemap起動。衛星写真で探します。
たしかに小さな海岸が奥にある。
しかし道がよくわからない、というか衛星写真でも細かすぎてよくわからない。
人がすれ違うのギリくらいの道をなんとなくの方向感覚で進んでいきます
すると、
今までのことを考えるとちょっと信じられない量に、用意してきた保存用タッパーはすぐに溢れ、車からエコバッグ持ってきてそれに詰めてました。
さてこの大量のシーグラスをどうしたものか