株式会社ケー・イー・アイ

園芸資材・生活雑貨の企画販売商社です。

名古屋に泊まってみました

 

こんにちは、ムラカミです。コロナが落ち着いてから、自宅から近場(車や電車で2時間かからないくらい)の場所に旅行することがマイブームです。

先日は、三重県のすぐ隣の愛知県に宿泊してみました。

自宅から名古屋までは電車で約40分。そして実家も愛知県ということもあり、普段だったら愛知県で宿泊するなんということは考えもしなかったのですが、Gotoトラベルが使える今ならでは!と思い、存分に名古屋を楽しんできました。

宿泊先は、ランプライトブックス名古屋

「本が快適に読めること」を第一に考えて作られたホテルです。本を読むだけなら、わざわざホテルに泊まらなくても家でもできるじゃないか…と思いますが、逆に「最高の環境で読書するだけの為に泊まる」考えると、すごく贅沢じゃないですか?

名古屋で昼食や買い物など、いつも通りに過ごしたのち、最高のくつろぎのためにおやつの買い出しに出かけます。

ホテルの付近は、素敵なお店があります。はらドーナッツ(https://www.instagram.com/haradonuts/?hl=ja)のドーナツと、ミッツコーヒースタンド(https://www.instagram.com/mittscoffeestand/?hl=ja)のカフェオレを買い込んで、うきうきでチェックインです。

1階がフロント・本屋・カフェスペース。2階以上が宿泊フロアです。本は1階の本屋スペース読んでも良し、部屋で読んでも良し。さらに宿泊する部屋には、あらかじめホテルおすすめの本が3冊置いてあるとのことでした。

今回用意されていた本は、この3冊でした。

・不思議の国のアリス:皆ご存知の、あの物語です。絵が繊細で美しい!

・MINIATURE LIFE:なんと、個展に行こうと思っていた写真家さんの写真集でした。日常にあるものをミニチュアと組み合わせてアートにしてしまう面白い世界…説明するよりも見た方がすぐわかるので、ぜひインスタを見てみてください。https://www.instagram.com/tanaka_tatsuya/

・アライバル:これだけ、全く見たことがない本でした。なんか難しそうな表紙だなーと思いながら、見始めたら、画力に圧倒されました。文字が一切なく、モノクロで緻密に書き込まれた絵本のような漫画のような本でした。すごく壮大で映画一本見たような満足感です。

素敵な本との出会いでテンションが上がったので、夕食をサッと済ませて、1階の本を堪能することにしました。

のんびり色々読んでみたあと、筒井康隆「ローレック荘事件」を部屋で読むことに決めました。(写真は撮り忘れました。)ミステリーなのに200ページという驚きの薄さで、一晩で読みきれそう。

結果、読み始めたら止まらなくなり深夜2時まで一気に読みました。

この、椅子と読書灯とちょっとした棚のセット、最高でした。このまま自宅に移築したい。

それからこのホテル、建物のあちこちに本をモチーフにしたデザインが沢山あり、目でも楽しめました。エレベーターを降りるとこんなサインがあったり、

カードキーを入れる袋がこんな感じになっていたり。

こちらは切り取ると、本の栞として使えるようになっていました。すごい…!おしゃれなだけじゃなく、使えるデザイン。

今回名古屋に泊まってみて、家から近くても、一晩でも、非日常な体験ができるということに気づきました。旅はどこに行くかではなく、何をするかということが大事かも、と思いました。しばらくは引き続き、自宅の近くから開拓してみます。

この記事を書いた人

デザイナー ムラカミ
デザイナーのムラカミです。親しみやすくて、少しゆるいデザインが好きです。
趣味は旅、吹奏楽、漫画などなど